Blogブログ
2023.9.16じっくり過ごす
ある日、朝日が見たくなった。夜更けまで仕事をしてた。読みたい本が山済み、寝際に少しでも読み進めると時刻は日を跨いでいる。”朝日を見に行く!必ず起こして!!”とメッセージを置いておく。早朝は必ず主人に起こしてもらう。朝は好き、でも早起きは苦手だもの。
どうしても今日は朝日に逢いたい。4時半に家を出る。
海から出てきた朝日を浴びよう
なにも特別なことではないのだけれど、特別でないことが特別なんだとわたしは毎日毎日胸に刻んでいる。愛し母からの教え。
この日の景色をまた見たくても、今日は戻らない。今日は味わうものなんだ。
最近、道端の植物を記録するのにはまっているあの子。わたしも主人も道端のちいさな変化を捉えるみ癖がついた。あの子がまだ小さく、手をひいていた頃の感覚が蘇る。地への目線が少しばかり遠くなっていたこと。
あの子のお陰様。写真のフォルダが道端の小花だらけになっているけれど、よしとしよう。
じっくり過ごしてみるは、とっても心豊かになる。焦らずゆっくり。特に特別なことはないのだけれど、それが特別。
滲み感じるありがとうの毎日を、堪能する。本当にありがとう。
さて、今日は何味なんだろう。苦くても甘くてもいい。汗を吐きながら、今日も床を磨く。住まうことを味わっている。