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梅雨の晴れ間に

七月の更新がなかなか出来ず。

大切な人とともに、我が家の小さな命を見送るひと月を過ごしていました。

我が家に4匹きた時に真っ先に娘が選んだぴーちゃん。一番小さくてひよこから中雛になりたての彼女。人懐こくて、ぴぃぴぃと元気で。沢山愛を注いだね。

同時に大切な人を見送らねばならなくなった七月。葬儀から帰った夕方、床に寝転んでいたピーちゃん。

待ってましたと言わんばかりに、手のひらで優しく抱き上げると目を開けてくれたけれど、私たちを確認したからなのか、声掛けに安心したのか、そのままぐっすりと深い眠りについた。

ほんの数週間だったけれど、生き物には目に見えない絆を育む力がある。娘はその力が大人よりもより備わっていて、声をかけたり、雰囲気を感じたりが当たり前のようにできる。

娘は今まで見たことのないほど悲しみに暮れて、泣き続けた。声が枯れるほど泣いて、尊い命の温かさや重みをずっしりと感じて、この涙を人生の糧となる経験を頂いた。

ぴーちゃんは、わたしたちの大切な人の旅立ちをお供するかのように、旅立った。

きっと誰一人寂しくないように、また向こうの世界が明るく優しいものであるように、力添えをしてくれたんだと思った。

命の期限は誰しもわからない。だから毎日を悔いなく、透き通るほど素直に生き続けること、時間が限られていることをしっかりと噛み締めたい。

生まれてきてくれて、出逢ってくれて、愛を捧いでくれて、心からありがとう。

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