jp en

Blogブログ

復活の予兆

気づけば夏のはじまりは通り過ぎていて、いよいよ本番になってくるこの頃。一か月ぶり、ブログ更新。生きてます、生きてます。

億劫という、言葉がぴったりな一か月を過ごしました。ちょっと遅れた五月病のようなものかな。お悔やみや法要がいくつか重なったのもあったりで、人の人生の幕を下ろす時、お世話になったあの頃を走馬灯のように思い出す月でもありました。

やっぱり、人は、有限なんだなあと改めて思わされる。だからこそ、本当に大切にしたいことをじっと見つめてみたり、あえて人間だからこそ出来る経験を選んでみたり、モノやお金ばかりでなくて、何故かつかめなく、目に見えない物即ち、時間に投資する人生は心底いいなと思った。

好きなこと、とか。これだけは、ってこととか。

いまの私は、私でいられる時間をすごく大切にする傾向があって、お世辞、嘘も方便はもうお腹いっぱいな感覚をずっと昔から持っている。だからこそ、人並み足を揃えられない。揃えようとすると、黙ってしまってむすくれてるような時や、無理に波長を合わせて、口数の多いエンターテイナーな私じゃない私の時間も多くあったと思う。

咲いては枯れを繰り返す草花をみてほっとしたり。枯れていいんだ、咲いてもいいんだ。と。

結局何が言いたいのかと言われると、時間の過ごし方をすごく考えたひと月で、わたしが私であるこの人生に、時間というものはなによりも宝であることを先人から学んだところだった。

そして、頂けたこの時間をどう過ごすか、どんな心持ちでは日々在るかは私たち次第である。

ああ。お世話になった、たくさんの愛をもらった。うまく言えないけれど、憎しみを持たず、笑顔で朗らかでいれる道を探し、少しばかりのゆとりを心に宿し、信頼と直感に大切にして生きたい。

そして、頂いた愛は頂いた分、また他の誰かへ渡したい。そうやってこうやって、繋がっていきたい。

私があの世へ行く日まで、まだまだやれることはあるなぁ。

生かされる日々を、ありがとう。

一覧に戻る