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2023.6.13街歩き/工芸デパート・ぼう乃
雨の月曜日
ふと、南町付近を車で走行中。ずっと行きたかった工芸デパートさんが開いているのを発見。プチ街歩き開始。
工芸デパートさんは、農人形を調べた時に真っ先に出てきたお店で。水戸市内限らず工芸品やお茶法道具など、和の小物用品店。
茨城県水戸市の郷土玩具”農人形”は、笠を裏返しに持った農夫が座りかたわらに稲束を置いた形の像。
朝な夕な
飯くふごとに忘れじな
めぐまぬ民に
めぐまるる身は
「朝と夜に食事をするたびに忘れてはならない。恵まれていない農民によって、恵まれた生活をしているのが、殿様ということだ。」
幕末の水戸藩主徳川斉昭は藩政の改革の際、農本主義を唱えた。国の基である農民が、度重なる天災にも負けず日夜汗と泥にまみれ働く姿に心打たれ、農民と五穀に感謝するために、農民の像を作ったそう。毎食前に一箸の飯を備え感謝の気持ちを表してから食事をしていたのだとか。
工芸デパートにはこの農人形が大小と取り揃えられているのです。大の方は職人さんが彫っているのだけれど、やはり草鞋と同じくして職人さんが減っている。珍しいもの見られる貴重なお店で、お店の方と少しお話しさせていただきお写真を撮らせて頂けた。
水戸旅へ来た方は立ち寄るとおもしろい発見があるかと。歴史探索をした後の工芸デパートは胸高鳴る。立ち寄る余裕ある旅をおすすめしたい/日曜休
そのまま、お昼ご飯の買い出しをせねばならなく泉町ぼう乃さんへ
お惣菜、お弁当屋さん。あのエリアだと水戸芸術館が近く、私も子連れで出かけることが多いので。よく利用しています。
優しいお母さんのご飯のようで、食べ心地と満足感が好き。
おかずパックにご飯をプラスして500円前後。白米、十五穀米とセレクト可能。/日・水曜休み
水戸南町、泉町エリアを歩いた日でした。