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花粉を制すために

節気では雨水となった。土の中のでら木々や植物が水を吸い出し、春の芽吹きに準備が着々と進んでいる。

春の風を感じられるようになって、わたしはとても気持ちいいのだけれど、《花粉症》という季節でもあり、かれこれ小学生の頃から花粉症と付き合っている主人は、目から、鼻からと、とても辛そう。

結婚する前までは薬を服用したり注射を打ったりとと、重度な花粉症だった主人。この10年は食生活やらなんやらで、そこまででは無くなったものの、それでもこの季節は、心地よいとは言えず、辛い。本屋でも、”花粉症”というキーワードが増えていて、あれこれと読み漁った。

花粉症と油を摂取する関係は大きく、炎症を強める油を減らし、抑える油を増やすことで腸内環境がアレルギー症状をおさえてくれるそうだ。

減らしたい油は主に、サラダ油(大豆油・コーン油)、加工食品の植物油、マーガリン・ショートニング、揚げ物の頻繁な摂取。これらは オメガ6脂肪酸が多く、炎症を強めやすい。

逆に積極的にとりたい油は、オメガ3脂肪酸、サバ、イワシ、サンマ、亜麻仁油、紫蘇油、えごま油等の油は腸内環境を整えてくれる。目安として、週3〜4回青魚、亜麻仁油は1日小さじ1程度。また、抗炎症系の油は、オリーブオイル(エクストラバージン)、MCTオイル(腸のエネルギー源になる)なども摂取しても、よいとされる。

1960年頃までは、花粉症という症状らほとんど観測されなかったらしい。というのも、食べているものの中に、油の種類が現代ほど多くなかったから。現代の成人男性は、アレルギー体質を変えるために1日で摂る油の理想的な量は、大さじ1と半分くらいだそう。現代食を朝昼晩と三食続けていたらそれは、アレルギーも発症するよなぁ。と納得。

理想バランスを意識する中で、酪酸菌を意識した腸活が有効だそう。乳酸菌や善玉菌などのイメージが多かったけれど、なぜ酪酸が重要かというと、腸のバリア機能を高める、免疫を調整する(過剰反応を抑える)、Tレギュラトリー細胞を増やす(アレルギー抑制)してくれる。この心強い菌が、私たちの腸に存在するということ。

花粉症改善の鍵はここで、酪酸を増やすこと。そして、酪酸は「酪酸菌を摂る」よりも、酪酸を作れる腸内環境を作ることが重要だということがわかった。では、どのように増やしていくか、という実践的な内容は、酪酸菌のエサとなる食物繊維を意識していくこと。

【水溶性食物繊維】・わかめ・もずく・こんにゃく・オクラ・アボカド

【不溶性食物繊維】・ごぼう・きのこ・玄米

【レジスタントスターチ】・冷やご飯・冷やしたじゃがいも・青バナナ

【酪酸菌を含む食品】ぬか漬け・味噌・納豆

重要なのが「入れるだけ」では酪酸菌は増えないということ。食物繊維がセットで必要なので、食生活としては、水溶性・不溶性食物繊維+酪酸菌を含む食品。そして、良質な油を取る。

そしてもう一つ、東洋医学では”水毒”という考え方があり、体内の「余分な水分」がうまく排出されず滞っている状態のことをさす。水は「巡っている状態」が正常で、滞ると不調を起こすと考えられている。水毒の代表的な症状は、・鼻水が多い・透明でサラサラの鼻水・むくみやすい・頭が重い・めまい・冷えやすい・下痢気味。花粉症の「水っぽい鼻水」はまさに水毒タイプとされるそう。

では、なぜ水毒になるのか?というところで、水の巡りを管理しているのは主に、肺(呼吸・水の調節)、脾(胃腸・水の吸収代謝)、腎(水の排泄)この三つの柱で、これらが弱ると、水が溜まりだす。そこに花粉刺激が加わると、鼻から水があふれる。

水毒改善の生活ポイントは、冷たい物を減らす、甘い物を控える、水分をとりすぎない、 体を温める、利水食材をつかう。だそうだ。私の読書調べと、アウトプットによる内容の理解にお付き合い頂きました。ありがとう。

60年代の以前人々は、食べ物が溢れ、新たな疾患が増えることを誰が想像したのだろう。足すよりも減らすが、健康の鍵となる現代に、今年は本気で彼の腸活をサポートしてみることにした。

まだ始まって5日目。もちろん外食や会食などもあるから、ストレスのない程度に続けてみる。食事は、素朴ながらも食卓は蒸し野菜、青魚、季節野菜のソース、糠漬け。納豆キムチが最近の流行りで、毎食食べるほど美味しい。キムチはお手製を作りたいところだが、作れていないのでそんな時は直売所や道の駅で、個人販売しているキムチを探す。ゆっくり発酵していくのと、比較的優しい辛さと甘さで、娘も食べられる。

その他薬に頼らず、今現在で出来ている対処法は、食事改善、ごぼう茶や梅番茶を飲む、漢方薬、ペパーミントの香りで鼻をスッキリさせる、鼻うがい、顔洗い、すぐに着替える、マスク眼鏡を付ける、原始的な方法等…

その他いい方法があれば、教えてください。

この春、馬鹿真面目に食養生してみる。七号食よりも大分楽なので、食べ物も避けたいものはあるが、和食好きな私たちからすると、毎食美味しく食べることができている。春の芽吹きの野山に家族で入れないのは、少々悲しい。なので、彼の花粉症の克服を、実験として取り組み続けてみたいと思う。

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