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昔と今をつなぐたね。11/15（土）西塩子の回り舞台にて、素晴らしい体験をしてきました。回り舞台の長らく継いできた歴史と、これから継いでいきたい人たちとの新しい形の表現や想いを、それぞれのアーティストさんから、ひとつづつ丁寧に受け取る。そんな時間。

昔の人々は、豊作を神様に祈ったり感謝したり、その時代の人々の輪の中でしっかりと温めてきた。目に見えない世界と現実がもっと近く、身近なことだったと思う。今回制作した回り舞台もいろんな想いをのせ、技術を後世へと継承し、人々が手を取り合いながら、しっかりと紡ぐこととなった。子どもたちはどんなことを感じただろう。

つくる側も訪れる側も、意味を込めてこの場にいたように思う。時代は大きく変わり、ひと手間が疎遠となり、便利に関心がある時代。だからこそ、昔ながらのやり方で、昔ながらの想い方で、継承していくことは、日本という国の伝統、心のあり方を置き去りにしてはならないと思った。

次世代の子どもたちに、古き良き日本という民族の尊さを教えていくこと。自分の国を知ることで、他の国々の伝統や文化というものへ歴史や背景がことなり、違いを受け入れることを理解して、違いを尊重し重んじることができる。

ボーダレスと言われる時代だからこそ、大切にしなければならない根底がここにあると、感じた日でした。

この場を準備したすべての方々へ、お礼申し上げます。本当に良き日だった。