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照らし合わせた日

九月初旬、素晴らしいアーティストたちに出逢っていたわたし。食とアートを融合させ、日本ということ・食や文化について考えさせられる物語を拝見したばかりだった。

日本は日の本(もと)の民。太陽の力をいっぱいに浴びる民族。そこには米という穀物が気候に適し、わたしたちの身体の軸は米と水、塩であることを、改めて学ばせてもらう。

そして今日も、米・水・塩のワードの重要性、神様にお供えする意味はわかりますか?と、尋ねられた。最初に神様が私たち民族に与えてくださった豊かなる恵であるということ。

この米という作物は小さいながらに一粒一粒に神様が宿り、神秘的な生き物である。何気なく忙しくしていると当たり前のように米を食べているけれど、米の凄さったらない。

拝み洗いは米を尊敬しながら、洗う洗浄法で長年続けているのだけれど、拝むほど米という作物は神様の賜物と思うのだった。

そんなことを振り返りながら、主人に水の話の報告会をすると、【ミキだよ。ミキ。ミキ作ろう。】といわれた。というのも、この夏、主人は奄美大島へ行っていたのです。そこには、ミキと呼ばれる米とさつまいもの、醗酵ドリンクが街そこらじゅうにあると言って、それを作りたがっていたところだった。 

ミキの名前の由来は御神酒からきているのでは、と奄美をよく知る人物も先日話してくれていた。

家に帰って早速、新米でお粥を炊き、新物の茨城県産さつまいもをすりおろし、ミキを作った。勿論お水は素粒水で。混ぜ合わせると少しずつさらっとしてきて、母乳のようなほのかな甘さを感じる。なんて神秘的な飲み物なんだろう。と作りながら感心した。

発酵や作る人の常在菌で全く味が変わるのだそう。ありがとうと100回位唱えながら混ぜました。

お水の巡り合わせは、日本の神々に挨拶をするべきだなあと、気づきを頂いて旬のものでミキを作るということに繋がりました。

明日の朝、神秘的な”ミキ”の味を堪能しようと思います。

そして神秘的な水の巡り、ありがとうございました。

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