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朝日を迎える

ブログを熟読し、旅に来てくださったご家族。なんだかすごく嬉しくて。綴りを綴るときってその時の気分や感情が一定でなくて、言葉尻や感覚が様々だったりするのですが。

読んでくれる、いいなっと想ってくださることはすごく力になります。

朝日を見に行きたいのです。倒立がしたい。とご要望を伝えてくださり、朝は太平洋の大海原に上がる朝日を皆で見に行きました。主人の倒立の趣味を通して出逢えた経緯もあり、朝日の前でトライ。

後光さす倒立が、清く美しかった。

【人生を重ねること】

一年が早いなと感じるようになったのは、20代後半くらいからでしょうか。一瞬という言葉を最近よく使ってしまいがちです。一説によると、一年の感じ方は年齢で割った分の時間軸だからという見解もあるそう。子供の頃、お盆前の中弛みした夏休みなんていうと、やることもなく、子供だけでできることも少なく、あー早く学校行きたいなぁなんて。たった一か月の夏休みが、永遠のように長く感じていた頃が遠い昔のようです。

土螢をはじめて、じわりじわりと仲間が増えていく感覚、内容は違えど皆色んな想いを持って生きていることを教えてくださいます。この歳になっても年齢分け隔てなく”友人”になれることが心の底から財産だなあと感じる瞬間があります。ぼんやり日々を過ごしているようで、なんとなく気の合う仲間や気の向く方向が同じ人に、芋づる式にであっていることが不思議でたまらなく、神秘的な出逢いに日々気持ちの豊かさが増しているように感じている、この頃。

人は生まれた時から死に向かい、こうして綴りを書く今も1秒づつ時を重ねていること。

いつかは終わることがわかっている中で、どんな過程も楽しむこと、有り難みを感じることに、心底生き甲斐を感じていたりします。

肉体の老化や劣化はあるものの、精神はどんどん芽が伸び様々な楽しみ方や捉え方を今日もまた、皆が教えてくれる。

こんな毎日が、有難くてたまりません。

大人だけでなく、子供たちもかけがえのない出逢いを体験してくれていることに、凄く嬉しく思います。

愛しさを重ねて、重ねていこう。

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