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静岡から飛んできた彼が、（前編大洗御来光編に続く）喜んでくれたのが水戸の青柳公設市場だった。

ここは水戸の台所。大体の飲食店さんはここで仕入れをする。基本は業者向けだけれど、一般人も入場し買い物できる。お休みの日も多々あるので市場カレンダーをよく見ていくこと。

この日は年末ということもあり、普段よりも一般の買い物客が多かったように思う。静岡から来た彼は、水戸のそぼろ納豆をすごく気に入ってくれて。金加食品さんのそぼろ納豆を箱買いしていた。

また、お正月に食卓に並ぶ紅白すだこは、中部地方の方では珍しいとのことで、親戚の方へ送ってあげると喜ばれるとのこと。市場からの発送も可能なので、色んなお店で寄せ集めたご馳走を詰め合わせて気持ちセットをお送りした様子。

海沿いの茨城、青柳市場は旬の魚の宝庫でもあり、生鮮食品などもお買い得。市場特有の活気ある声かけが、なんとも楽しいですね。

私は八百屋さんの前でうろうろしていたら、このみかんすっごく甘くてよかったわよ。となにやら話が聞こえてきて。今シーズン３箱目という強者が目の前にっ！そこまでいわれちゃ、買いたくなるのが市場の面白いところでしょうか？傷アリでも味が悪くならないのがみかんだよっ！！と八百屋のおじさんも。

噂通り甘くて美味しい。ぺろりと一箱。耳を立てて会話を聞くことも上手なお買い物方法でしょうね。

早朝定食屋もあったりなんだりと、市場歩きは面白いですよ。人情味もあったりで。

早朝からお買い物したり、水戸の名産をお目当ての方はおすすめです。