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新年の彼女

あけましておめでとうございます。この一言でお会いしたの2回目かな。

常連さんという言葉がぴったりな彼女は、幾度となくこの場所に足を運んでくださっている。

わたしが去年末に今年やり残したことはないだろうか?と考えた時、人を誘ってどこかへでかける。ということをほとんどしていないことに気づいた。ちょうどそんな時、新年の予約が彼女からはいる。

ここ数年子育てばかりで、会う人も子供の繋がりのご縁がほとんど。それはそれで、大切な時間で温かな仲間たちのと時間であるものの。言葉はとても変だけれど、”プライベート”な関係、私がお母さんとしてでなく、わたしとして会える人。それが新年の彼女だったから、思い切って誘ってみようと思った。

「宿泊の翌日のランチ、よかったらご一緒しませんか?」

なんか…笑えるくらい、ぎこちないや。でも仕方ない、誘うなんてかれこれ何年していないのってことなのね。我が子が軽く、一緒に遊ぼ?今日あいてる?とフランクに友人たちにかけている言葉たち。こどもたちの世界はいつだって、潔くてかっこいい。

彼女はもちろん!と軽快な返事をくれて、ひと安心嬉しい。どんなところへ行こうかと。だけど、決めすぎず、ニュアンスで。なんとも言えぬ漂う、そんな感じが私と彼女のいつもの空気感だから。

チェックインで数ヶ月ぶりの再会、安定のただいまぁ〜と戸が開いて、会って早々主人のヘルスチェック。首肩腰が痛いと言っていた主人のことをいつも気にしてくれる。

夕食、家族団欒を一緒にたっぷりと味わってくれて、娘も小躍りしながら、また明日ね。と先に就寝。

いつもはそのまま夜更けまで話し込んでしまうけれど。あっそういえば!と明日の予定を話し合う。

ランチの候補地をいろいろと調べていたけれど。いったことないところ、いってみたいところを互いに出し合った結果…

栃木県那須塩原市/黒磯エリア

互いに縁があったり、急ぎ足で立ち寄ったことがあったり。じっくり時間を割きたいねっと満場一致。行き先が決まると、さて寝るぞ!!いつになく、笑えるくらい就寝が素早い。

水戸から下道で約二時間。朝8時土螢を出発。話は尽きることなく、中学生時代の感覚に戻ったようなトークに花が咲く。この時間、この感覚、懐かしい。

お店や街歩きをたのしんで、美味しい食事をゆったりと。あの日の時間、とても贅沢だった。そして、去年のわたし、不器用ながらも誘えてよかった。

この先もこれからも、お互いのペースで。そして、日頃は離れ生活に没頭しているけれど、ふと一呼吸時間をつくると、お互いの見ている景色を共有できる仲間であることを、新年の彼女は教えてくれた。

心を込めて、ありがとう。

美しく美味しいお食事はcuoreさん(黒磯)

彼女とのはじめて出逢った日、北欧が好きだと話しを聞いて盛り上がった。いつか一緒に旅に出ようと約束し、かれこれ2年経つ。

きっとわたしはこの人生で、彼女と北欧を旅をすることだろう。

きっと同じ景色を見に行くだろう。

きっとそうだろう。

その日が待ち遠しい。

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