Blogブログ

朝起きると、とてつもなく寒い。昨日まであんなに日差しが降り注いでいたのに、気温の寒暖差が秋の訪れを感じさせる。

娘も寒いと起き出してきて、いつもより一枚多く上に羽織る。まだ薄暗い朝、今日の水筒は暖かくしようと、和紅茶を淹れて蜂蜜と生姜をひとかけ。

この蜂蜜は先日の旅人さんからのお土産。今日の日を予期していたかのようなタイミングで蜂蜜を頂く。お心遣いに心から感謝、感謝。

そんな今日は日中も夕暮れどきもずっと寒くて。夏に煙突掃除をした薪ストーブに火入をした。

犬も娘も、マリアも。みんなでストーブの前で暖をとる。夕刻、昼寝した娘をベッドに寝かせに行ったらそのまま私も寝てしまった。

起きると同居人のマリアが気を利かせてお手製の具沢山味噌汁をこさえてくれていた。さつまいも、白滝、葱・生姜たっぷり。

私もあるものでと、糠漬けとお隣さんに頂いた枝豆を湯がいて塩を振る。

こんな日常が、なにより幸せ。

宿の夕食のお食事作りは、季節を意識しながら、発酵料理を中心としているけれど、具沢山汁もとっても力を入れている。必ず天日干ししたお野菜たっぷり入れるのは、私のこだわり。

今日はマリアの味噌汁。先日主人の芋煮もご紹介したけれど、やっぱり人の作るお汁は、格別に美味しい。それぞれの心遣いが味に滲み出ていて、寒い日をとっても幸せな気持ちにしてくれる。

寒い日こそ、内面から心をあたためたい。身体の深みから味わえる。そんな食作りを深く意識しようと思えた秋の夕食時。

ご馳走様、たっぷりの愛をありがとう。

#土螢#ホームステイ#日常#民泊