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Newsお知らせ

初冬の土螢/ご予約開始

10月31日までの宿泊予約は定員を達し受付を終了いたしました。初夏よりご予約連絡を頂いた皆皆様、秋の土螢にてお会いできることを楽しみにしているとともに、心より感謝申し上げます。

また、下記の案内後、現在の土螢の運営状況や予約についての考えや今後のあり方を添えさせていただきました。今後、ご予約する方は一読頂けますと有難いです。どうぞ、よろしくお願い致します。

初冬の土螢 ご予約について

2022年11月・12月のご予約を開始いたします。現在宿泊においてメールでのご予約やお問い合わせは一切行っておりません。返信ができない状態となっており、申し訳ありませんがお電話のみの対応となります。よろしくお願い致します。

ーご予約時のお電話での問い合わせ方法ー

ご予約人数、全員の氏名、お子様がいる場合は年齢をお伝えください。また交通機関を利用するか、駐車場の利用があるか等伺うために、どちらからのお越しかを皆さまに伺っております。

食事付きのプランか、素泊まりのプランかをお伝えください。また、食事付きをご希望される方はアレルギーや苦手な食べ物を事前にお知らせください。

一度切りの使い捨てとなりゴミを防ぐために、歯ブラシ、女性化粧品類のアメニティは置いておりせん。普段よりお使いのケア用品も旅のおともにお忘れなく。

寝間着、ガーゼブランケットの貸出はございますが、肌寒い日もございますので、ご自身での羽織や靴下等の衣類の調整をお願いしております。

宿泊日当日、チェックインの際に現金にてお支払いをお願いしております。また民泊新法に基づき、身分証明書の確認をさせて頂いておりますのでご持参願います。

お電話でご予約が確定いたしましたら、再連絡は1週間前に土螢よりお電話いたします。体調確認や、ご予約の詳細確認を口頭でさせていただき、宿泊当日をお迎えさせていただきます。

また、キャンセルの際やその他急な変更等もお電話でのやりとりとさせていただきます。

土螢のいまと宿泊予約

夏の土螢、有難いことにお問合せを多数いただきました。土螢がどんなところなのだろう?旅へでてみようかな。とお宿や旅することへ興味を湧いて頂けたこと、関心を持って頂けたことに、心から感謝の念をお伝えさせていただきます。

本当に、ありがとうございました。

お問合せ頂けることが嬉しい反面、急な対応ができないことも多く、土螢のいまをなかなかお伝えできずにいて、それは文字として残しておこう。と思い立ち今、打ち込ませていただきます。

現在土螢では、ちいさなこどもが一人、犬のエマが一匹、ホームステイ中のMARIAさん、そして大黒柱の主人と子育て奮闘中のわたしがひとつ屋根の下で暮らしています。

宿をやろうか。というきっかけは私たち夫婦が旅が好きで、旅先の人々に助けられ、魅了された経験がことのはじまりです。お互いの空気感を感じながら、季節の食材を囲み、一つのテーブルで同じ釜の飯を食べる。はじめまして。とどことなく緊張するも、深く椅子に腰をかけ、ゆっくりと想いを語り合うの食のひとときは、私たちの旅の理想の形として、今日の土螢があります。

そしてその中で、私たちの背中や暮らし方をじっと見つめている生き物がひとり。娘です。もっともっと小さな頃から、どこからともなくやってくる旅人たち。日常の色んな話をしてもらったり、興味の世界をどんどん広げてくれる旅人たちに、この子の人生のかけらを皆で集めているような感覚、一緒に育てて頂いてるという心強さに、改めてこの土螢という宿が、私たち家族にとってかけがえのない場所として存在していることを、深く考えさせられています。

主人は宿の傍ら本業は別の主軸の仕事があります。都合により各地を飛び回りながら、有難くも日々のお仕事に勤しんでおります。

土螢が現在、当日予約や1週間前予約を受付していない理由は、子育てと平行中であるということがいちばんに大きくあります。子育てを第一優先に、私たちの暮らしのあり方を常に考えながら、土螢を育んでいる途中といったところです。

全国には温泉、旅館、ホテルと名だたる旅の宿場がたくさんある中で、旅人を迎える宿として、いまの土螢は不便であることのほうが、多いかもしれません。

ただ、その不便の中でも旅路への準備時間を設けてくださる方々、ご自身で土螢を探しだし、旅に出てくださる方々、その一手間をこの場所にかけてくださる旅人がいることに、生き甲斐ややりがい、何よりの励みとなっております。

お電話の問い合わせ方法への変更も、しっかりと生の声を聴き、声を伝えることでより、電子メールよりも心やお気持ちを感じやすいことから、全面電話案内へ切り替えさせていただいています。

旅へでる前から互いの信頼により成り立っている、この関係性のお陰様で私たちの暮らしと旅人たちの寄り道の時間が深く根付いていっております。

こうした今の状況に改めて感謝し、朗らかであたたかな団欒を楽しめるよう日々お支度を楽しませて頂いております。

今後について

私たち家族も、日本各地、世界各国へと旅人であり続けている為、不定休・完全予約制は今後も変わることなく続いて行くと思います。ですが、自身も急な旅路の変更や宿探しの経験は多くあり、お断りが多いこの現状に、どうにか対応できるよう変化をしていきたい気持ちも多くあります。

今すぐとはいきませんが、自分たちの理想の宿であり続けるために、少しずつその時々に環境を変化していけたらと考えております。

主人も私も老いる頃には、幾人の旅人をお見送りし、想い出を思い出すことが生き甲斐であり、愉しみとなるように。今日このときの土螢として精一杯過ごしていこうと思います。

長くなりましたが、これが今の土螢の現状と素直な気持ちとなります。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

初冬の土螢では、暖炉に火を焚き暖かくして皆様をお迎えさせていただきます。おひとり様でも、大切な人たちとの旅でも、一年の終わりを労うような時間をともに過ごせたらと思います。

旅人ひとりひとりとの、出逢い、ご縁を家族皆で心待ちにしております。

土螢

#土螢#旅#暮らし#生き方#あり方

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