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2023.6.16はじめちゃん、お江戸へ
彼と出逢って10年は経っただろうか。こだわりも何にも無かったあの頃。ただ一つ変わらないのは、決めたことに真っ直ぐすぎるほど、まっすぐであること。
俺なんか中途半端なんだ。とか、
俺はまだまだなんだ。とか、
人一倍自己肯定感が低いのに、人前ではそんな顔を見せずパフォーマンスを欠かさないお調子者の彼に、人間臭さを感じて、なんだか惹かれたんだ。
長い年月をかけて、彼の人生をゆっくりと進めてきた。挑戦と継続を繰り返して、今やこだわりや、暮らしの中で大切にしたいことがしっかりとある。
この10年、たくさん根を張ったよね。
ムードメーカーで、お調子者なのは変わりないのだけれど。彼の中での軸は誰よりも真っ直ぐで硬い。
だから、どんな道でも信じてついていく覚悟を自然と与えてくれるんだろうな。
3年前、家で身体を動かす何かをやりたいと柔軟をはじめた。そこから段々と身体との対話を繰り返して、倒立を毎朝の日課にしている。
ご主人、ヨガやっているんですか?と聞かれることが多いのだけれど、ヨガや倒立という健康法というよりも、一種の瞑想や暮らしの中の呼吸(あたりまえのこと)の様なくらいの感じ。
子育てのこと、食事や病気、暮らしや生き方に、これといってこだわりがなかった彼が、今や私に色んな智慧を授けてくれて、いろんなご縁を繋いでくれるようになった。
そして彼は今日、江戸へいった。彼がより、自分を深めていくために。
大黒柱である彼が、幸せであることが嬉しい。何より嬉しい。
何かを吸収するためには、学びを深めるためには、まずは心からだとわたしは、心底思っている。
心が豊かであれば、挑戦できる。心にゆとりがあれば、ちょっとのことではへし折れない。心に情熱があるから、学びを深められる。
こどももおとなも関係なく、心を自由に柔らかく保てる環境があればまわりがどうであれ、目の前はいつも豊かさで満ち溢れると実感している。
彼のゆとりが、私や娘をどんどん柔く温かく幸せにしてくれている。ありがとうね。
お江戸へ、いってらっしゃい。