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ゴールデンウィークが過ぎ去り、改めて寄り道旅をして頂いた旅人さんたちへ感謝を。

今年の春先から県外のお客様も増え、旅の土産話で土螢はお腹がいっぱいです。

いろんな伝えたいことがあるのですが、宿でこんなことがあった〜とか、旅人さんとこんな話した〜とか。でもなかなか文章に纏められないですね。

その時その時を一緒に愉しんでくれる仲間のような存在で、はじめましてからいただきます、ごちそうさまのころには、旅人さんたちへ釘付けな私たちなのでした。

最近のお料理時間はバイキング形式で。なるべく野菜中心なのは私自身の経験からで、旅へ出て、身体が重くなって帰るということが度々ありました。消化吸収で体に負担をかけすぎず、次の日もまた旅人の好奇心は体力と比例しますから、歩いて歩いて歩けるような、そんな料理を心がけています。

旅人さんが、綺麗に盛り付けてくださいました。

食は人の天なり。

吉田兼好の徒然草に書かれている言葉で、高田郁さんのみをつくし料理帖で取り上げられていることばでもあります。

人は食べたものでできている。今日あなたが口にするもの一つ一つに気を配り、丁寧に食することが明日の我が身を作っていく。

そう考えると、旅人さんたちへ出すお料理ひとつひとつが今日の身体を労り、明日への力になりますようにと、念を込めて丁寧に作ることができるのです。

なんだか、話が遠回りしましたが沢山のご予約、満員御礼のゴールデンウィーク心から感謝申し上げます。

頂き物のお土産袋、人生は旅。伊藤園さんごもっとも。