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食は薬

この時代だから、食事は三食当たり前。生まれて今日まで食べ物が無くて困るということは、ほとんど無かったと思う。

ふと食事の前に唱える言葉を調べていた。なんで?と聞かれても、特に。が答えなのだけれど、何か直感なのだろうか。

五観の偈がすぐ目に飛びついて、ふむふむと妙に納得した。五観の偈は禅宗において、食事の前に唱えられる偈文で、僧侶の作法としてもしられる。

偈文を読みきって意味を理解して、随分納得のいくものだった。この感覚って、日頃あったのだろうか。

今朝、主人が風邪気味の娘へ味噌汁をこさえてくれた。ぶっきらぼうだけど、出汁の旨味と手作り味噌で整えた味。朝から晩と忙しい主人からの味に、娘はご満悦。親の愛を感じる時はこんな時だろう、と思う。

昼に私は庭仕事をしていたら、娘は台所でなんやらもぞもぞと。つい先日火のつけ方を教えたところだったから、あれ、なんかやってるぞ。と遠目に確認する。

やってる。やってる。

やっているんだけど、選んだ内容がすごかった。ブロッコリー、にんじん、水、味噌、生姜、いくら。

今日寒いし、お風邪気味だから生姜をいれた。と娘。日頃伝えている養生が、ちゃんと娘の中で生きていて、はいっ、身体大事にしましょね。と、野菜いっぱいのお椀が愛おしかった。

石狩鍋のようなお味。主人も驚く。

食事を薬のように、食べる。そんなことが繋がる日となりました。五観の偈、もっともっと身体に心に日常に、落とし込みたいと思ったのでした。

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