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2024.9.2気づけば
一夏を越えていました。
むむ、ほんとにあっという間の夏。暑くて、ヘロヘロしていたのも束の間、夕方になると少し歩きやすくなったと思う。毎日の気温に敏感なのは、わんこの散歩のおかげ。
真夏の再会もちらほらと、ありがとうございました。関西から、家族旅。祖父母のような気持ちの私。遥々よく来たぁ!と声は漏れてしまう。
以前別れたのは、まだ肌寒い春の頃。常磐線に消えゆく姿を見送ったのがついこの前の気がしていたけれど、たった数ヶ月でもみるみる大きくなる。そして、我が家のおてんば娘のことをちゃんと覚えていてくれたこと、すごく嬉しかった。
娘は長野へ修行中だったため、再会は出来なかったのだけれど、可愛いお土産を頂いて、無事に帰ってきたその日に〇〇ちゃん来たよ。と渡すと、とても喜んでいた。まだこんな歳、されどもうこんな歳で、日本のどこかに、世界のどこかに散り散りと、心想う友がいることは、大人であろうと子供であろうと、すごく嬉しくて、なんだか心強い。
タイトなスケジュールの中、何か茨城のかけらのような記憶を思い出に残したくなるわたしたちは、山へ行き海へ行きと、朝から時間を共に過ごす。
きっと住まう地にも素敵な自然が近くにあるだろう。けれど、日本という国のさまざまなな地形や空気、風土を感じてもらうことは、旅の醍醐味だったりする。
北茨城は五浦天心美術館に縁があり父によく連れてきてもらった場所。子供ながらに何も無いじゃない。と暇を持て余していた記憶があるのだけれど。海岸沿いや、松野屋という海鮮市場、鵜の岬、私の子供の頃の家族での想い出が深い場所。
なんにもなかったはずなのに、なぜか大人になってから来ると家族で過ごした想い出が蘇る。
私は人一倍食いしん坊で、人一倍美味しいものが好きだったから、父が市場で買った酒のつまみを、家に帰ると盗んで食べては、炊飯器の飯をぺろりと平らげるようなこどもだった。
あぁ、私も連れてきてもらったよなあ。と思いながら、一日車を走らせた日でした。
縁深き、友となったこの一家に、ありがとうを込めて。秋・冬は私たちが関西へ行く番かなと思っています。どんな景色が待っているだろう。
うん。また、その時に。