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2023.6.26土中環境改善
鶏小屋の半分は屋根をつけていないので雨水の排水が小屋の外へと流れる様に。まずは穴掘り。主人もいないので一人せっせと掘ること1時間半…
小屋の内側から外側へとゆるやかな勾配をつけて排水、炭、篠竹、枯れ木などを敷いて水の通り道”水脈”を作る。
水脈は水の通り道、土中の酸素バランスや地質の改善など。さまざまなな役割をしてくれる。鶏の糞尿も蓄積するよも、微生物たちとのバランスで分解するような。そんなイメージで床下に水脈を作った。
水脈を小屋の外まで伸ばして、大きな穴を掘る。1メートル以上の深さ。ここに大きな石をごろごろ入れて雨水枡のような働きをしてもらう。
掘っていて意外にも、地質を柔らかく感じたこと、粘土質なこと。庭全体に水脈を広げて、そのまま森の方まで水の流れを良くしていきたい。せっせと時間があれば穴掘りをする夏となりそうな。
土が整えばこの土地がぐっとまた気持ちの良いところになると確信している。
土を被せ埋め立てたら、米糠と腐葉土で発酵床作りを。混ぜ合わせながら床全体に広げていく。
室内飼いの時、少しの期間だったけれど鶏は朝から晩まで食べてうんちをしていた。土間の上での飼育環境は蓄積していくだけで密閉空間のようなもので、臭いが目立っていた気がする。
元々は山に生息した生き物。土を掘り虫やみみずを食べる習性も健在。なるべく生息している環境を野山に近づけていきたい。発酵床にすることによって、米糠と腐葉土が糞を分解してくれること、独特のにおいが立たないこと。
床すらもつっついて食べてしまうほど米糠が大好き。餌は野菜クズと米糠、腐葉土を混ぜて発酵ご飯を与える。そして、みみずが大好物すぎて取り合いの喧嘩をする。餌の中に隠すとわかりずらくても必ず見つけ出す。その姿が可愛くて、二人にみみずを与えるべく山でみみず堀に勤しんでいる。
鶏を飼い始めて、生ごみは減るしいいことづくし。まだまだ大きくなるにはまだまだ時間がかかりそうだけれど。人懐っこい2匹にメロメロ。
でも、一番はこの方がメロメロかもね。母性なのでしょうか。毎日追いかけてはこっちだよ、と優しくお世話してくれている。
可愛いね。